今日は栄養点滴5回目に行って来ました。暖かかったので片道徒歩15分の道のりもお散歩気分でした。
今日のお供は三浦しをん「仏果を得ず」。でもやがて気持ちのいい眠りに…。気づいたら点滴終わってました。あんまり気持ちよく眠れたので、だまってこのまま寝ていようかなと思ったけど、やっぱりナースコールしました。
え〜とこの下の映画評、とても長くなったので、適当に読み飛ばしてくださいね。
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昨日見たもう1本の映画というのは、「ヤング@ハート」。平均年齢80歳のコーラス隊、そのレパートリーはロックやパンクやリズム&ブルース。ドキュメンタリーです。これは見なくてはなりません。
冒頭、92歳の花形スターアイリーンによるクラッシュの「Should I Stay or Should I Go」。もうこれだけでノックアウト!って感じです(古い表現ですね^^;)。彼女が「別れるの別れないの?」って歌うと、ミック・ジョーンズ(オリジナルのボーカリスト)なんて青二才に思えてきます^^。
記憶力が落ち、たった2行の歌詞がどうしても覚えられないおじいさん、リズムがつかめないおばあさん。CDのどっちが表か分からないおじいさん。皆ロックミュージックが好きという訳ではなく、プライベートではクラシック、オペラが好きだったり、「王様と私」みたいなミュージカルが好きだったり。うるさい音楽に、耳にティッシュを詰め込むおばあさんもいて。
それでもテンポの速いロックやソウルはおじいちゃんおばあちゃんも歌っていると楽しいんでしょうね。身体を揺らしながら気分よさそうに歌うんです。“I Feel Good”(ジェームズ・ブラウン)です。
作ったのが子供だから、書いたのがお年寄りだから、障害者だから、っていうものは、人間ドラマとして感動することはあっても、その作品に対しては「子供だから」「障害者だから」という言葉をはずして作品単独で見ないと、作者にも作品にも失礼に当たると常々思っています。
だからどうしても子供芸なんかには厳し目に見てしまう私。でもまえだまえだは面白いと思いますね〜。
閑話休題^^、この音楽は、お年寄りなのにこれだけのものが、という次元じゃないです。音楽として、ライブはショーとして素晴らしいと思いました。歳をとるのも悪くない、を通り越し、歳をとることはカッコイイ、って思えました。ほほえましいんじゃないのです。カッコいいんです。同じ歌詞「人生はどうしようもない、だれか助けてくれ」(ビージーズのステイン・アライブ)を歌っても、若者が歌うのと80歳が歌うのとは迫力が違うんですよね。
正直、このコーラス隊の魅力の3分の1は楽曲自体の力かなって思います。そして3分の1が若き指導者ボブ・シルマンの力(各曲のソロシンガーの人選、選曲、アレンジも含めて)、3分の1がコーラス隊の力。厳しくやさしい指導者のボブは皆に慕われています。
この映画、デビッド・ボウイ、トーキング・ヘッズ、ジミヘン、コールドプレイ、などの音楽が次々登場します。歌を知っていればより楽しめます。でも知らなくてもこの映画を楽しめると思うなあ。私はサントラCD買って帰りました。
平均年齢80歳ということは、病気と死、治療や病院、痛みがいつもそばにあります。仲間が次々亡くなっていくこともあります。その辺の状況は私たちと近いものがあるなあなんて思って見ていました。80歳になれないとしたら、とてももったいないことだなあって感じました。
仲間が亡くなっても歌い続けるの。私が死んでもいつものように歌ってねって皆に言っているの。私は虹の上にいて見守っているからね。そういっていたアイリーンは、今は虹の上でみんなの練習を見守っているそうです。
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妹がボーナスでうちにテレビを買ってくれるそうです。どれがいいか選んでおけと言っています。今うちにあるのは古い古いテレビで、色も相当悪いです。字幕が読みにくいしね。で、紅白は新しいテレビで見ようという話。
液晶テレビとプラズマテレビ、どっちがいいのかな。やっぱ液晶かな?って思っていますが。なんとなく。ブランドはやっぱしシャープ?これもなんとなく。
テレビって、大きさ以外になにか大きな機能の違いがあるんですかね?価格comとか見てもよく分からないんですよね〜。
ついでにDVDレコーダーとかHDDレコーダー(?)とか欲しいなって思います。ブルーレイはまだいいですよね…?安い買い物じゃないので考え中です。
posted by よぎょ at 20:19| 大阪 ☁|
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